#04

ヒミツの“家族だけの蔵”がある町へ。
-後編-

2017.09.19

せっかく増田町へ行ったから、名物の『増田の朝市』をのぞいてきたよ。毎月2と5と9のつく日に、おこなわれているんだって。
この朝市は、1643年に佐竹藩から認可されてから、これまでずっとつづいてきたんだよ。
増田蔵町通りの真ん中にある市場通り。そのゲートをくぐると、お店がならんでいたよ。

朝市がはじまるのは7時から。昼ごろにはもうお店をたたんでしまうらしいから、ぼくも早起きして行ってみたよ。朝市に参加するお店は、昔ほど多くないんだって。
自分でそだてた野菜を並べた農家さんたちのお店がたくさんあって、お魚、おかず、和菓子などいろいろなお店があったよ。シャケもすごく立派だなー。

そして、なんと洋服まで!地元には洋品店が少ないから、オシャレ好きなおばさんやおばあさんたちが集まって、「これがいいわやっぱりあれもいいわ」「あなた素敵よとっても似合うわよ」なんておしゃべりしながら盛り上がっていたよ。

みんな、こどものころからこの朝市を楽しんでいるひとたちなんだろうなー。

八百屋さんでは、この日はじめてキノコ採りの名人が山で採ってきたという、トビタケを売っていたよ。トビタケって知ってる?秋のキノコシーズンがはじまる前に採れる夏のキノコで、炒めるとおいしいんだって。「もうトビタケ出たの?」「初物だからちょうだい!」なんてふうに、あっというまになくなってしまってビックリ。

ほかにミズ、ワラビなどの山菜もいっぱいあって、このあたりが豊かな自然に恵まれていることも、よくわかったよ。

野菜だけじゃなくて、野菜の苗や種も売っているんだ。おもしろいよね。朝市は青空スーパーマーケットみたいだと思っていたんだけど、青空ホームセンターでもあるのかも。ぼくもなにか育ててみようかな。

お店のひとたちが集まっているところがあったよ。なにをしているのかのぞいたら、みんなで朝ごはんを食べていたよ。おウチから持ってきた煮物や漬け物を並べて、お茶をいれて、にぎやかに話しながら、とっても楽しそうだったよ。

 

よそのひと向けではない「地元のひとのための朝市」がむかしから開かれているしあわせ。山の恵みを味わうしあわせ。季節を感じるしあわせ。古いおともだちとしゃべるしあわせ。

いろいろなしあわせに彩られた暮らしが見えてくるような、すてきな朝市だったなあ。

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