#08

自然や季節と調和した暮らし。
-前編-

2018.07.06

みんなは、電気をほとんど使わずに生活していた時代があったの知ってる?
電気を使わずに暮らすことなんて本当に出来るのかな?今回は、そんな暮らしが直接感じられる、東京の大田区にある『昭和のくらし博物館』にお邪魔したよ。

ここは、昭和26年にできた住宅をそのまま保存している博物館で、昭和時代の暮らしがそのまま再現されているんだよ。建設されてから67年経っているお家なんだって~!

今日は副館長の小倉紀子さんにお話を伺ったよ。
小倉さんは、昭和15年生まれで、小学校5年生のときからこちらの家に住んでいたそうだよ。

お家に入ってみると、木のにおいがとってもいいにおい。

床は、栗の木でできていて、柱は杉やひのきの木でできているんだ。
入ると、とっても大きな本棚があったよ。今よりも良い材木を使っていて、中の本が日焼けしないようにガラス戸に和紙を貼っているんだ。昭和21年に作られたものだそう。
本棚の後ろ側の少しあいている戸は、細長い巻物をしまっておくための隠し棚があるんだよ。工夫されているよね~。

小倉さんのお父さんは設計士をやっていた人だそうで、道具が今も尚、当時のままで残されているよ。今は、コンピューターでできる計算も手計算で、道具を駆使して計算していたからすごいよね~。

1階は、茶の間に当時の食事の様子が再現されていたよ。
こちらは、朝食、昼食、夕食のメニューなんだけど…あれ?何か足りない気がする…そうだ。お肉が無いんだ!お魚やお野菜が中心の和食になっているんだね。小倉さんのお話によると、副菜として乾物がすごく重宝されていたそうだよ。たとえば、ひじきを煮たのとか、切干大根とか、保存がすごく楽で冷蔵庫に入れておかなくていいんだって。確かに電気がいらないね!たくさんおかずがあっておいしそうだな~。ご飯は、麦を3割入れていて、おなかを満たすために、嵩増ししていたそうだよ。

ご飯は、朝に一気に炊いて、おひつに入れておくとお昼まで温かいままだそうだよ。夜はご飯蒸し器でもう一度蒸し直せばまた温かいご飯が食べられたんだって。蒸し器で、茶碗蒸しやさつまいもも蒸せるし、一つの道具で色んな料理をしていたみたい。炊飯器がなくても工夫で一日食べられるなんてすごいよね。

軒先には、どくだみを乾燥してあってどくだみ茶ができるようになっていたり、干飯(残ったご飯を干して乾燥)を干していたり、残った食材を無駄にしないような工夫があったよ。

その他に、茶の間には、真空管のラジオがあって現役でラジオがつくんだ。黒電話もあったよ。ぼくには、使い方がわからないな~…

そういえばこの部屋にはテレビがないんだ。今となってはみんなが当たり前に見ているテレビだけど実はテレビがない生活って意外と良かったりするのかも。
ちなみに壁に時計があったんだけど、これも電気や電池は使ってないんだ。2、3日に一度ぜんまいを巻くそうだよ!

お台所にあった冷蔵庫をあけてみると上の方におっきな氷を入れるところがあって、そこに氷を入れると冷たい空気が下に流れるのを利用して、下に入っている食品を冷やしていたそうだよ。氷は、氷屋さんが毎日配達してくれたそうだよ。
だから、電気は一切使っていないんだよ。床下にも収納庫があって、とてもひんやりしていたよ。ここで漬物を保存していたそうだよ。

電気をあまり使わなくても暮らせる昭和の暮らしってすごいよね~!電気に頼らなくても暮らせる上に、無駄が出ないような工夫もたくさんしていたみたいなんだ。どんな工夫なんだろう。気になるよね。次回は、物を大事にする生活を紹介するよ~。

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